突撃!ライヴレポTUBE Live Around Special 2006
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あまり占いなど信じるタチではありませんが、獅子座の欄に「旅先にて胸躍る出来事が」とありました。これを読んで店主、当たってるなと思いました。だって、胸躍る出来事に出会うために旅に出るんですから。 そう、TUBE Live Around Special 2006“B☆B☆Q”@横浜スタジアム!今年のドキドキはすでにチケットが届いた時点で始まってました。 というのも席がグラウンド席B17ブロック61番。B17ですよBブロック!一番前のAブロックの後ろ!ということはサルでも判る。 Bブロックは18番まで、ということで結構端っこ、右側のスクリーン及び巨大スピーカーの前でしたが、ちゃんとメンバーの手足が見える【涙】 思えば横スタはスタンド最後列(ぴあの読者限定枠)に始まってスタンド前方、そしてグラウンド席進出と年々順調にランクアップし続けてます。 この調子なら憧れの水浴びももうすぐ? しかし真の席運のよさというのは、毎回結構な確率で通路側をゲットできてること。おかげで今年も暴れ放題でした。 今年も同行してくれたのはイトコのM嬢でしたが、彼女が開演15分前に「なんか食べ物買ってくるね」と席を後に。だが徐々に沸き起こるTUBEコール、その声は次第に大きくなってスタンドではウェーブが発生。しかし彼女は戻らない。このままオープニングを見逃してしまうのか?といつもだったら率先して張り上げるTUBEコールも今回はそれどころではありませんでした。 なんとか時間内に戻ってほっと胸をなでおろし、いよいよスタート! の前に開演時間5分前にスクリーンにはめざまし君が。そういやチケットの中に『めざまし体操』の振り付けの紙が入ってたような。やるんですよ、ここ横スタで。 といっても店主、前田さんのように「めざまし見てから寝る」とまでは行かなくてもめざましテレビが終わるころに起き出してくるという自堕落な夏休み生活を送っているので、当然予習も何もなし。 しかし、目の前のダンサーズと同じ振りをするというのはもはやTUBEファンの習性(?)ということで準備運動もばっちり。いよいよ本番! するとあのイントロは、そしてどこからともなく聞こえてくるあの声は? ということで一発目から『海の家』です!そして前田さんはというと・・・ 前田屋の屋台に乗って登場!そして屋台の上から客席に向かって“やきそば”を振りまいてました。当然客席全体が一体となって踊る踊る。 更に今度は畳み掛けるように『ジラされて熱帯』。前日厚木のDVD見てきましたし、当日も振り付けの神を見て最終確認してきましたし、予習はバッチリ!ということで左右の混乱は多少ありましたが、無事最後まで踊りきることができました。 いきなり振り付き2連発じゃあ準備運動が必要なわけだ。すっかりこの2曲は野外の新たな定番になってますね。 ということでのっけから、今回のライヴはかなり体育会系でした。メンバーもファンもひたすら体を苛めぬくような、そんな野外だったんじゃないでしょうか。 しかしNewアルバムから『チェリー』、『みんなガンバレ』でクールダウン。 それでまた次にアップテンポきてもノリきれちゃうんですよね。 というわけで「青春を思い出して」『SUMMER DREAM』、『Beach Time』。“TUBEst”収録曲は青春通り越して子供時代の思い出ですから (早熟なTUBEファンだったよな、店主)ついついオーバーヒート気味。 手拍子も頭上、足元は絶えずジャンプ。その勢いで『涙を虹に』では思いっきり拳振り上げてました。 しかも天気もかなり涼しい、っていうかむしろ寒いくらいですがこんなの飛んで跳ねて踊りまくってたらむしろちょうどいいくらいです。汗だくですし。 しかし、空からパラパラと冷たいものが・・・って雨ですか!?今まで店主の野外参戦史上、どんなに予報じゃヤバくても本番はカラッと晴れていたのに、5月のホールに引き続き、店主の晴れ女伝説いよいよここに終焉か?と自らの晴れ女人生を賭けて【爆】歌い踊りながら「雨上がれ!」とひたすら念じ続けてました。それは会場中皆同じ、ということで祈りが通じたのか雨は霧雨程度でいつの間にか上がってしまってました。 本当は濡れる準備はしていたんですよ、「もしかしたら噴水かかるかな?」とか。でも全然遠かったですけどね。 するとステージ上の人数がなにやら増えてる。まさかとは思ってましたが 渚のオールスターズ、横スタ見参です!あいうっちゃんは来てくれたわ てっつぁんもいるわしかもムッシュまで!思えば豪華というか濃ゆいというか・・・というわけで『君はボクの青空』『太陽のテイクオフ』を披露。 織田哲郎さんの声はいい声ですよねぇ。渋くって艶があって。 しかし店主としては昔の“渚”もやってほしかったなぁ、『DAY IN VACATION』とか、せめて『Be My Venus』とか。 前田さんがMCで曰く、今回は織田・亜蘭コンビの曲が多め、ということで「亜蘭さんを泣かせよう」ということらしい。確かに『SUMMER DREAM』も『Beach Time』もそうですよね。ということでTUBEがはじめて触れたこのコンビの曲、『サンディー』。まさかこの曲が、しかも野外で聴けるなんて思ってもいませんでした。そして『ひだまり』。この曲で来るかな?と思いましたが空振り。で、それに続くのが、まさかこの曲も野外で聴けるとは思わなかった『明日への道』。 今年の“水バラ”は何かなと前々からいろいろ予想してたんですよ。『ひだまり』つながりで『プロポーズ』かなとかいやそれは前もやったよなとか。 でもまさかこの曲で来るとは・・・でも名曲ですよ。『サンディー』もそうですが、秋めいてきたら“Melodies&Memories”聴きたくなってきました。 そして今回の噴水に打たれながらマイクスタンドを握り締めている前田さんを見て店主、格好いいというか男らしさを感じていました。だがそれはあながち店主の主観的な感想でもなかった様子。というのも今回は風がステージ側に吹いていて、水が前田さん直撃だったそう。その中で熱唱していた前田さん、男の中の男、認定です。 噴水のあとはもちろん春ソロコーナーですが、今回のハルは何とギター弾きながら空飛びました。銀色に光るゴンドラの上で“熱唱”するハル。思わず演出に会場も大盛り上がり。 そして前田さん登場、『B☆B☆Q』でまたも客席全員が一緒になってダンス。さて、MCでは今年の47都道府県踏破全国ツアーについて。 その前に前田さん、初めてジムに通って9kg落としたそうです。しかしツアー中全国各地の美味いものを食べまくってるせいか8.5kg戻ったそうです。ということで“二の腕対策ロックンロール・メドレー”。『Horizon』、『Lonely Revolution』、『傷だらけのhero』とひたすら拳を振り上げ二の腕の“むささび”をなくそうというのですが、拳は二の腕だけで振り上げるものにあらず。脚は常にジャンプジャンプ、いわば全身運動。ということで店主、脇の下から横腹にかけて全体が筋肉痛になりました。しかも『傷だらけのhero』では野外の特効の定番となった火炎放射で更にサウナ効果【爆】。昨年、グラウンドの後ろの方でも熱かったのがBブロックでは熱風直撃。そして頭上には華々しく花火が。これを真下から見上げられるのはBブロックの特権ですわな。ということで華々しく通常プログラムは終了。しかしまだまだこれから! その間店主、何してたかというといつもどおりTUBEコールを張り上げるわけじゃなく、席に座って休憩&水分補給。例年3時間立ちっぱなし!の店主が、です。年齢か日ごろの運動不足か、はたまた5年目の経験から、どんなにしんどくてもアドレナリンで最後まで何とかなると判ってて最初から飛ばしまくってたからかちょっとお疲れ。それにスタンドに比べてグラウンドって盛り上がりに欠けるような・・・ということで下からスタンドのウェーブを羨ましげに見上げる店主。でも今年は下でも「3,2,1、ウェ〜ブ」ってやってましたね。あれ端っこまで行ったんでしょうか。 もちろん最後には気力振り絞って「パパパン、TUBE!」ってやってました。 その間にステージには波幕、何が始まるのかなと思いきや目の前のスクリーンに『B☆B☆Q MAN Returns・南国の決闘』と、あのジャケットと同じフォントででかでかと出てきたではありませんか。そして映し出されるアニメーション。アメコミチックな春畑、角野、松本氏と美人とはいえない美女【笑】が映し出されてましたが店主が気になるのはむしろそのナレーション。日ごろ、この声を誰が当ててるんだろうとそればかり気になる声ヲタな店主ですが、画面の隅に現れた『ナレーション 神谷明』の文字に狂喜乱舞。「えっ!?なんで?うそ!まさか!!どうして??」と隣のM嬢も呆れ果てるほどの混乱ぶり。だってTUBEもCHも愛している店主ですが、この二つの間に何も接点が見出せないんですもの、店主が好きだという以外に。 考えられるとするならば、30年来のジャンプ愛読者である前田さんにとって「ヒーロー=神谷さん」だったのかも。誰かその辺のところ詳しく教えていただけないでしょうか。ともかく、店主にとって“渚”以上のサプライズでした。“渚”は来るんじゃないかと踏んでたし そしてステージ上には囚われの“美人じゃない”美女。ってリンダじゃん【笑】ともかく、絶体絶命のピンチであることには変わらない。そんな時、呼ぶ名前はただ一つ、 「助けて〜、B☆B☆Qマ〜〜〜ン!」 そこで颯爽と登場したのが我らがB☆B☆Qマン。もちろんジャケットのあの格好、もちろん中の人は前田さん【笑】。でも『B☆B☆Q』はもう歌っちゃったし何を歌ってくれるんだろと思ったら『Bad Beach Quest』。これも『B・B・Q』ですもんね。かなりロックでカッコいい曲なんでヒーローにぴったりですし。そして美人じゃない美女ジェーン(リンダじゃないんだ;笑)を救い出し、いつの間にかステージ上にわんさかいる小エビ@仮面ライダーで言えばショッカーの皆さんを蹴散らすB☆B☆Qマン。いつの間にか「横浜スタジアムで僕と握手」状態【爆】 そしていよいよボス登場。って宙に吊られてるのはリンダ・・・って B☆B☆Qマン「エビちゃん、ですか?」 エビちゃん(?)「そうモデルとかCMとか忙しくって、ってそのエビちゃんじゃなーい!」 とかなんとか。しかしこっちには昨年の『亘ちゃんビーム』以上の新兵器がある。何と「山本寛斎ショーでも使われた」というウォータースラッシュショット(だったっけ?)がエビちゃん直撃。その衝撃に耐えられず(?)バラバラと剥がれ落ちていく殻。それが総て剥けると・・・カスタネットマン登場。昨年の野外レポ読んでくれた方ならご存知よね。 って最初から判ってましたよ、ヘルメットの赤と青のツートーン見たときから。殻がなくなってもガトリング式水鉄砲を浴びせられるエビちゃん改めカスタネットマン。かくして海の平和は守られたのでした。 でも昨年の『Go Ready Go』〜『Heart of Rock'n Role』に比べると間延びしてたな。その分もっと歌ってほしかったような。それより店主@制服フェチとしてはB☆B☆Qマンよりも春畑&角野両氏の白の制服姿がかっこよかったです。肩章&金モール付きの。 ということで野外の超ド定番、この前奏を聞けばココロ躍るカラダ踊る ♪Oh! Hot Night!! B☆B☆Qマンもヘルメット外しただけでステージ狭しと駆け回る。こっちも負けじと声を張り上げて・・・顎を痛めてしまいました【バカ】それでも拳振り上げ飛び跳ねる店主、上がる水柱がいつも以上に大きく見えたのは前方の席だったからか本当にパワーアップしたのか。これでもかと続く「Hot Hot Night on the Beach」のリフレインにへろへろになりながらも どこかで物足りなさを感じておりました。例年のメニューで行けばこのあともう1曲とバラードで締め。でもまだ、何かが足りない・・・ 湧き上がるTUBEコール、そして流れるイントロは『みんなのうみ』。メンバーは白Tにジーンズ、いよいよこれでラスト。会場ではジェット風船が飛び交い・・・って店主、これについてはもう嘆くのはやめました。 通路の隅っこにごみ拾いの係員が待機してるのも見えましたし。 ただ、手の届く範囲に落ちたジェット風船は拾うように心がけてます。 本当はあんまり好きじゃないんですがね。一応グラウンドルールでは禁止とありますし、野球の試合のときは。それに、『みんなのうみ』には似合わなかったように思うのですが。曲的にも、歌詞的にも。 そしてこのギターの軽快なイントロは、そう『Only you君と夏の日を』! これは初ホールライヴの思い出の曲ということもあっていつも以上にノリノリ、思いっきり拳振り上げ飛び跳ねまくってました。しかしこの辺ですでに店主の体は限界に近かったのも事実で。 続く『恋してムーチョ』はラテンのノリで振り付けとしてはコブシ系のように足腰に負担は来ないんですが腕もそろそろヤバい。 さらに、「これがなきゃTUBEの野外は終われません!」という『あー夏休み』ではもう腕挙げてるのが精一杯。でも、このとき会場中が一体になってるのをひしひしと感じました。聞こえるのは前田さんの歌声だけじゃない。かなりの人が一緒になって歌ってたはず。店主もついついライヴ中歌っちゃってますが、このときは客席みんなの歌声が店主の耳にも入ってきました。そして「さぁ皆さんご一緒に」 ♪あ〜 なーつやすみぃ そして「どーも、ありがとー!」との4人の生声。今年は前代未聞の『あー夏休み』締めだったわけです。例年ならバラードで締め、今年は『My Home Town』か『ひだまり』かと予想してたんですが。 でもまさかこれで終わりじゃないだろうとの幾許かの期待も込めてかのTUBEコール、しかし流れる『Keep on Sailin'』、そして最後の最後まで痛めつけられた店主の運動不足のBody、と最後まで体育会系なライヴでした。 でもまだまだ今年のTUBEは終わらないんですよね。秋には『My Hometown』ツアーの後半戦、店主も桐生に参戦予定ですし、だからしんみりとしたラストは似合わない、ということでしょうか? Newアルバムからも『サンキュー』や『波のバカヤロー!』などはやりませんでしたし、後者では角野さんのブルースハープが聴けるということだったんですがこれもホールに期待ですね。 ということで今年のTUBEはまだまだto be continued・・・? TUBE Live Around Special 2006
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